SIX CONTINENTS 『六大陸(州)』

About Materials

<各柄詳細>

●アフリカ

バティックは、インドネシア、マレーシアを中心としたろうけつ染め布地の特産品です。特にジャワ島のものが有名なため、「ジャワ更紗」と呼ばれることもあり2009年ユネスコの無形文化財に認定されました。バティックは発祥後、文化の流通を経て「西アフリカ」地域に渡り、その土地の文化、風土に根差した柄や色使いを持つようになりました。頭に巻くターバン、衣服、腰巻等として使われ独特の柄が世界的に流行しています。

 

photo:©アフリカンスクエアー


●南米

カンガは19世紀の中頃にアフリカ大陸のザンジバル島モンバサ近辺の女性たちが、ハンカチ用の布を縫い合わせて大きな布として利用し始めたのが始まりと言われています。その後アフリカからブラジルへ渡り、ブラジルらしい極彩色の色どりやブラジルの風景や動植物をモチーフを施し、リゾート感溢れる生地です。

 

今ではブラジルの人々にとって生活に欠かせない布地だけでなく、観光者向けのお土産としても人気が高いです。用途として水着の上に羽織ったり体に巻きつけたり、ショールやストールとして使ったりパレオのように腰に巻いてスカート、ビーチやアウトドアで敷物として使用したり、インテリアとして部屋の壁に貼ったり、テーブルクロスやソファカバーやひざ掛けに使われています。

 


●ヨーロッパ

ソレイアードは、南仏プロヴァンス・プリントの代表的なブランドです。

SOULEIADO”とは、古いプロヴァンス語で、「雨の後に雲間から射す一筋の光」を意味します。

16世紀後半、フランス最大の貿易港であったマルセイユに輸入されたインド更紗が、プロヴァンス・プリントの起源です。東洋的な色彩や文様にプロヴァンス地方の染料から生まれる美しい色や独特なモチーフが溶け合うことで独自のプロヴァンス・プリントとして発展し、インテリアやファッションの分野で人気を博しました。

その後、産業革命が起こり、機械で大量生産された安価な生地が市場に出回ることで、伝統的な捺染工場は次々に閉鎖されることになりましたが、SOULEIADOランドの創業者であるCharles Demery氏(シャルル・ドゥメリー氏)は、捺染工場の買い取りや染色用の版木の収集など、文化遺産の保護に尽力し、伝統的なプロヴァンス・プリントを現代に蘇らせました。今ではフランスで350年以上に渡る更紗の歴史を継承し、プロヴァンスのライフスタイルを提唱する唯一無二のブランドへと成長しました。

プロヴァンスの土地を忠実に映し出した色鮮やかな布地は今もなお、人々を魅了し続けています。


●北米(coming soon)

※柄はイメージです

●オセアニア(coming soon)

※柄はイメージです

●アジア(coming soon)

※柄はイメージです